三岐鉄道 ED45形電気機関車は還暦超え

セメントを運び続けて六十余年
三岐鉄道 ED45形電気機関車
2016年3月22日 三里駅~丹生川駅間 写真:こぱふぅ
三岐鉄道 (さんぎてつどう) ED45形電気機関車は、1954年(昭和29年)3月の全線電化に合わせて登場した直流陽電気機関車である。

正面に見える藤原岳 (ふじわらだけ) (標高1444メートル)は、太平洋セメントによる石灰岩採掘で山容が変わっている。
三岐鉄道 ED45形電気機関車の大きな写真大きな写真
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三岐鉄道 ED45形電気機関車
2016年3月22日 三里駅~丹生川駅間 写真:こぱふぅ
電気機器は東洋電機製造が、車体は東洋工機で新造したもので、三岐鉄道特有の右運転台となっている。
1970年(昭和45年)1月全車重連化され、その後、前照灯が1灯電球から2灯シールドビームに交換された。
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三岐鉄道は、三重県と岐阜県を結ぶことから、この名前が冠された。1928年(昭和3年)に設立され、鉄道事業はセメント輸送が主力である。
営業路線は長らく三岐線および近鉄連絡線のみであったが、2003年(平成15年)に近鉄から北勢線を譲受し運行している。
三岐鉄道 関連

参考サイト

(この項おわり)
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