京阪 800系は地下鉄と路面電車区間を直通

急勾配・急カーブ対策など多彩な機能を備えた車両
京阪 800系
2016年12月31日 山科駅 写真:こぱふぅ
京阪電車 800系は、1997年(平成9年)、京津線の京都市営地下鉄東西線への直通運転開始にあわせて導入された。
京津線は、日本で唯一、地下鉄と路面電車区間を直通している。
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京阪 800系
2021年11月21日 上栄町駅 写真:こぱふぅ
2017年(平成29年)から2020年にかけ、京阪本線の一般車両と同様の塗装――京阪カラーの緑色に白色を織り交ぜる――に変更された。

登山電車が必要なほどの急勾配も控えており、800形はVVVFインバータ制御の全動力車となっている。
東西線内ワンマン運転のためATC/ATO装置、ホームドア対応回路、誘導無線およびホーム監視装置などの設備・装置を搭載している。架線の高さも大きく変わるので、専用パンタグラフを備えた。
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京阪 800系
2021年11月21日 びわ湖浜大津駅付近 写真:こぱふぅ
先頭車はセミクロスシート、中間車はロングシートの座席配置とし、外部塗装は新時代の京津線にふさわしいデザインとなっている。
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京阪 800系
2021年11月21日 びわ湖浜大津駅付近 写真:こぱふぅ
設計最高速度は90km/hだが、スピードリミッターによって75km/h以上の速度では走行できない。
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京阪 800系
2021年11月21日 びわ湖浜大津駅付近 写真:こぱふぅ
全長16.5メートルの4両編成。編成定員は386人。8編成32両が製造された。
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京阪 800系
2021年11月21日 びわ湖浜大津駅付近 写真:こぱふぅ
写真のように交差点で急カーブしなければならない。台車・主電動機・制御装置・ブレーキ装置や車体など直通運転を配慮した特別設計、最新機器となっている。
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参考サイト

京阪800系 関連
(この項おわり)
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