小田急線 8000形は輸送力増強のために登場

小田急電鉄で最後の鋼製車両
小田急線 8000形
2017年2月24日 渋沢駅~開成駅間 写真:こぱふぅ
小田急電鉄 8000形電車は、1983年(昭和58年)、輸送力増強と通勤車両の大型化のために各駅停車から急行まで運用可能な通勤車両として登場した。
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小田急線 8000形
2017年2月24日 秦野駅 写真:こぱふぅ
外板は厚さ3.2mmの耐蝕性鋼板を採用しており、小田急電鉄の最後の鋼製車両となった。腐食防止の観点から、側面窓にはアルミ合金製の枠を、車体を支える骨組みや屋根などの構造部材はステンレス鋼を用いている。

大きな曲面ガラスを用いた正面デザインは、それまでの通勤車両のイメージを一新した。
車体幅は小田急で最後の2900mmの車両であり、地下鉄の制限から千代田線には乗り入れない。
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小田急線 8000形
2017年2月24日 秦野駅 写真:こぱふぅ
2013年度には、運転操作のワンハンドル化やLED表示器の設置および車内LED照明装置へ変更、制御方式のVVVFインバータ化などのリニューアル工事が完了した。
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小田急8000形 関連
(この項おわり)
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