阪急電鉄1000系電車は「すべてのお客様に快適な移動空間~さらなる環境性能の向上~」をコンセプトに、2013年(平成25年)11月28日から営業運転を開始した通勤形電車である。全長19.0メートル、車体幅2.77メートル、車体高4.1メートル。
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「静かさ」や「省エネルギー性能」といった環境性能のさらなる向上を目指した車両で、走行装置に低騒音型機器を採用することにより、車内外の騒音の低減をはかった。
全ての照明機器をLED化し、従来の車両と比べて約50%の省エネルギーを達成した。
車体は、軽量でリサイクル性に優れたアルミ合金材を使用し、ダブルスキン構造を採用することで振動の抑制と遮音性の向上を図っている。
車体は、軽量でリサイクル性に優れたアルミ合金材を使用し、ダブルスキン構造を採用することで振動の抑制と遮音性の向上を図っている。
主電動機は、永久磁石同期電動機(PMSM)を採用することで、従来の誘導電動機より電流の損失が少なく、高効率化を実現。また、全閉自冷構造とすることにより、消費電力量や騒音の低減を実現した。
コウペンちゃん号は、阪急初の取組みとして、前面と側面のLED行先表示にコウペンちゃんのイラストを表示するほか、乗務員室にコウペンちゃんのぬいぐるみを添乗させている。
このぬいぐるみ、近くに寄るとわかるのだが‥‥高さ約48cm、幅約36cm、奥行き約35cm、重さは1kgと、かなり大きい。
コウペンちゃんは、イラストレーターるるてあが2017年4月4日にツイートにしたイラストが起源とされている。そこには「肯定ペンギンのあかちゃん」とある。
その後、キャラクター化され、LINEのクリエーターズスタンプで販売が始まった。グッズ展開もされ、2019年(平成31年)2月時点で、1500種類を超えるグッズが販売され、50億円規模の商材に成長した。
その後、キャラクター化され、LINEのクリエーターズスタンプで販売が始まった。グッズ展開もされ、2019年(平成31年)2月時点で、1500種類を超えるグッズが販売され、50億円規模の商材に成長した。
神戸線・宝塚線・京都線で1編成ずつ運行しており、ヘッドマークや装飾はその路線に合わせたものとなっている。
阪急では期間中、スタンプラリーやコラボグッズ販売を行っている。
阪急では期間中、スタンプラリーやコラボグッズ販売を行っている。
参考情報
肯定ペンギンのあかちゃん pic.twitter.com/iAWNPfkheA
— るるてあ (@k_r_r_l_l_) 2017年4月3日
参考サイト
- 1000系:阪急電鉄
(この項おわり)