近鉄 5820系は「人にやさしい・地球にやさしい」

鉄道友のローレル賞受賞
近鉄 5820系
2021年12月31日 若江岩田 写真:こぱふぅ
近鉄5820系電車は、通勤車両「シリーズ21」のひとつで、2000年(平成12年)にデビューした。
「人にやさしい・地球にやさしい」をキーワードに、バリアフリー、環境問題、資源問題に配慮した21世紀のスタンダード車両を目指す。2001年(平成13年)には鉄道友のローレル賞を受賞した。
近鉄 5820系の大きな写真大きな写真
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5800系をベースに車体を軽量化し、IGBT素子のVVVFインバータ装置を搭載するなどして、走行性能の向上、省メンテナンス化、コストダウンを実現し、設計最高速度は110km/hとなっている。

ボディカラーは、「歴史を育んできた大地が朝日に染まるさま」を表すアースブラウンと、「うち寄せる波の輝きと躍動感」をあらわすクリスタルホワイトのツートンに、「野性的だがあったかいという近鉄のコーポレートイメージにふさわしく、21世紀へ発展し続ける一筋の光」をあわらすサンフラワーイエローのラインを入れ、近鉄の一般車両としては32年ぶりにボディカラーを一新している。
近畿日本鉄道 関連
(この項おわり)
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