日比谷線03系は営団初のTIS搭載

車両制御情報管理装置(TIS)搭載
日比谷線 03系
2003年8月16日 築地駅 写真:パパぱふぅ
日比谷線 03系電車は、1988年(昭和63年)に3000系の取り替えを目的にデビューした。2020年(令和2年)2月末に、日比谷線における運用を終了した。

先頭形状は、3000系の曲線形状を継承したデザインである。全編成共に東急形ATS・ATC及び東武形ATSを搭載している。
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営団(当時)で初めて車両制御情報管理装置(TIS)を採用した。
車体は、全長18メートルのアルミ車両。識別帯はシルバーにダークブラウンとアイボリーを配し、上品で落ち着いた雰囲気になっている。基本的にで3扉だが、編成の前後各2両を片側5扉として、ラッシュ時の乗り降りがスムーズにできるようにした車両がある。
第1~4次車(1~25編成)は高周波分巻方式のチョッパ制御を、第5次車(26~42編成)からはIGBT素子を使用した3レベルVVVFインバータ制御をそれぞれ採用している。
1089年(寛治3年)、鉄道友の会のグローリア賞を受賞した。

2000年(平成12年)3月8日、中目黒駅付近で脱線事故を起こし、死者5名、負傷者63名の犠牲者を出した。
東京メトロ03系 関連
(この項おわり)
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