名古屋市営地下鉄東山線 5050形はVVVFインバーター制御

、保守性を高めた省エネ車両
名古屋市営地下鉄東山線 5050形
2022年1月16日 上社駅 写真:こぱふぅ
名古屋市営地下鉄東山線 5050 形電車は、300形などの非冷房車を置き換えるために、1992年(平成4年)にデビューした。
前面は 5000 形を踏襲しており、2本の黄色のラインカラーを配しすっきりとしたデザインとしている。
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名古屋市営地下鉄東山線 5050形
2013年5月5日 藤が丘駅(愛知県) 写真:パパぱふぅ
台車は、構造の簡素化、軽量化、省メンテナンス化を図るためボルスタレス構造を採用した。
制御方式は回生制動付きのVVVFインバータ制御方式とし、交流モータを駆動すると共に、車上検査システムを装備したことにより大幅な保守の近代化を図っている。
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2004年(平成16年)3月より、東山線が打子式ATSから車内信号式ATCになったため、それに伴う車両の改造を行っている。
東山線は、1957年(昭和32年)に開業した名古屋市最古の地下鉄路線である。このためトンネルが小さく、5050形も全長15.58メートル、全幅2.5メートル、全高3.44メートルと小さな車体になっている。冷房装置が搭載される車端部は天井が低く、それ以外の部分も平天井ではなくダクトが張り出している。
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(この項おわり)
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