三田線 6500形は 8両編成

定員862人から1,172人にアップ
三田線 6500形
2024年2月8日 多摩川駅 写真:パパぱふぅ
東京都交通局 6500形電車は、22年ぶりの三田線の新車両で、2022年(令和4年)5月14日から営業運転を開始した。デザイン・コンセプトは「スマート+コンフォート」。箱形という言葉がそのまま当てはまる前面形状である。
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三田線 6500形
2024年2月8日 多摩川駅 写真:パパぱふぅ
2023年(令和5年)3月の相鉄新横浜線・東急新横浜線の開業により、東急目黒線を含む三田線利用者の増加が見込まれることから混雑緩和のため8両編成化する方針が決まり、定員は862人から1,172人にアップした。

ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた「人にやさしい車両」として、全ての車両にフリースペースを用意し、乗降口脇のスペースを広くした。
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三田線 6500形
2024年2月8日 多摩川駅 写真:パパぱふぅ
これにともない、扉間の座席は6人掛けに減らし、1人当たりの幅を450mmから475mmに広くした。

車両前面のデザインが文具メーカーのキングジムのロゴに似ていると話題となり、交通局ではオリジナルプラレールを購入するとキングジムの限定コラボ商品の特典が付属するというコラボ企画を展開した。
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車内では無料Wi-Fiサービスを利用できる。
車内照明にLEDを採用し、VVVF制御装置に低損失なSiC素子を採用するなど、省エネルギーに配慮している。
また、車内のいたずらや迷惑行為、犯罪行為の未然防止、テロなどへの備えとして、全車両に防犯カメラを設置した。
客室内はラインカラーである青色を基本とし、透明感や清潔感を演出するためガラスを多用している。

車体はアルミニウム合金を使用したダブルスキン構造で、先頭の構体もアルミニウム合金を使用した骨皮構造とし、必要な箇所に強度・剛性を確保している。
三田線 6500形 関連

参考サイト

(この項おわり)
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