発言者
荒川静香 (あらかわ・しずか) | ||
2006年トリノ・オリンピック女子フィギュアスケート金メダリスト、プロスケーター | ||
2006年12月28日 |
場面
後輩のフィギアスケート選手に贈った言葉から。
コメント
荒川選手は、オリンピック前年のグランプリ・シリーズで持ち技のイナバウアーが得点対象から外れたため、引退も考えたというが、スケートは得点だけではなく観客に見せるものだという考えにたち、オリンピック直前にコーチや演目を変えるという大英断を下した。その結果、2006年(平成18年)のトリノ・オリンピックでアジア選手として初めて優勝し、会場の観衆はスタンディングオベーションで荒川の演技に賞賛を送った。地元イタリアのマスコミは東洋の女神と賞賛、CNNやニューヨーク・タイムズなども一面トップで報道した。この大会で、日本人選手最初で唯一のメダルでもあった。
信念に基づき頂点を極めたアスリートだから語れる台詞である。
これは余談だが、オリンピック会場をPanasonicのSDメモリ・デジタルビデオカメラを片手に、競技の直前にはBoseのヘッドフォンをかけて集中力を高めていたところに親近感を覚えた(演技に使う「トゥーランドット」を聴いていたとのこと)。
信念に基づき頂点を極めたアスリートだから語れる台詞である。
これは余談だが、オリンピック会場をPanasonicのSDメモリ・デジタルビデオカメラを片手に、競技の直前にはBoseのヘッドフォンをかけて集中力を高めていたところに親近感を覚えた(演技に使う「トゥーランドット」を聴いていたとのこと)。
発言者による著作物
(この項おわり)