TEMCO骨伝導ヘッドセットでフリーハンズ通話

2009年2月 購入
TEMCO骨伝導ヘッドセット
TEMCO骨伝導ヘッドセット(サンワダイレクト)を購入した。

パパぱふぅながら族である。休日も家で音楽を聴きたいのであるが、こぱふぅの勉強の邪魔になるため、ヘッドフォンで聴いている。ところが、これだと家族の呼ぶ声が聞こえない。そこで、骨伝導ヘッドフォンを使ってみることにした。
音楽プレイヤーは携帯電話パソコンで、Bluetoothでワイヤレス化できるものを捜した。

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TEMCO骨伝導ヘッドセット
使い方はネックストラップのヘッドフォンに近い。両耳の少し前に振動子が当たるようにすれば、あら不思議、音が聞こえる。もちろん、周囲の音が遮られることもない。

マイクも付いているので、携帯電話のヘッドセットとしても使える。

残念なことに、Bluetoothの受信感度が低い。Bluetooth発信機(音楽プレイヤー)が身体の前面にあると、音が途切れてしまうことが多い。
側方から後方にかけて感度がよくなるので、プレイヤーを背後に置いたり、ショルダーバッグに入れておくといいだろう。
本体のスイッチは電源とボリューム調整(5段階)というシンプルなもの。電源ボタンを軽く押すと、PLAY/STOPになる。長押しすると、電源ON/OFF。さらに長押しすると、Bluetoothのペアリングモードに入る。
音声入力端子はないので、音楽を聴きたい場合には Bluetooth を介して飛ばさなければならない。

音質は、ながらで使っている分には問題はないが、さすがにスピーカーやヘッドフォンより悪い。とくに低音は歪んでしまう。

アームのバネが強いせいか、慣れないと痛い。

充電のためのACアダプタは付属するが、以前に購入した「MPXDCD100-K」を介してUSBから充電することもできた。これは便利である。
これなら歩いている最中にも使えそうだが、自転車や自動車の運転中には使わない方がいい。いくら周囲の音が聞こえるといっても、音楽に集中してしまうと危険である。

主要スペック

項目 仕様 コメント
無線方式 Bluetooth 1.2 準拠
対応プロファイル ヘッドセットプロファイル(HSP),ハンズフリープロファイル(HFP),オーディオプロファイル(A2DP) A2DPに対応しているので音楽再生は問題なし。音楽再生中に携帯電話に受信があれば、ヘッドセットに切り換えられる。
通話時間 連続使用約5時間
電源 内蔵リチウムポリマー充電池(3.7V 250mAh)、充電時間約3時間
定格出力 120mW
外形寸法 W130×H80×D133mm 鞄のポケットに入れるには少々大きい。
重量 約50g
(この項おわり)
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