Microsoft Office XP/2003 に搭載されている IME 「Microsoft Natural Input」で「誤変換報告」を行うと、その前に変換した内容を含めてマイクソロフトに送信します。これは、ある意味、キー・ロガーと呼ばれる種類のスパイウェアと同じ機能です。
単語/用例の登録
Microsoft Office XP/2003 に搭載されている IME 「Microsoft Natural Input」で「単語/用例の登録」を行うと、「登録と同時に単語情報を送信する」というチェックボックスが現れます(下図)。
誤変換報告
また、上図のように「誤変換報告」を使用すると、誤変換する直前100回分のキー入力内容をマイクソロフトに送ります(下図)。
対策は
対策は簡単で、これらの機能を使わないことです。
本来なら、登録単語/用例、誤変換情報というのは、開発担当者が手間暇かけて収集すべきものです。ユーザーが無償で情報を送ってくることを期待するというのは、かなりムシのいい話ではないでしょうか。
本来なら、登録単語/用例、誤変換情報というのは、開発担当者が手間暇かけて収集すべきものです。ユーザーが無償で情報を送ってくることを期待するというのは、かなりムシのいい話ではないでしょうか。
参考サイト
- Baidu IMEが入力文字列を無断でサーバに送信(ぱふぅ家のホームページ)
(この項おわり)