HTMLとCSSでさまざまなアイコンを表示する

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フリーのアイコン・ライブラリ「Font Awesome」を利用し、HTMLとCSSだけでTwitterボタンやFacebookのシェアボタンを設置する方法を紹介する。今回、JavaScript と jQuery を使用しているのは、タイトルやタイムスタンプを表示するためだけである。

目次

サンプル・プログラムの実行例

HTMLとCSSでさまざまなアイコンを表示する

サンプル・プログラムのダウンロード

圧縮ファイルの内容
font-awesome.htmlサンプル・プログラム本体

FontAwesomeの使い方

0026: <link href="https://use.fontawesome.com/releases/v5.15.3/css/all.cssrel="stylesheet">
0027: 

0104: <button id="tweetname="tweetclass="tweet_button"><i class="fab fa-twitterstyle="padding-right:10px;"></i>ツイート</button>
0105: <button id="facebookname="facebookclass="facebook_button"><i class="fab fa-facebookstyle="padding-right:10px;"></i>シェア</button>
0106: <button id="printname="printclass="print_button"><i class="fas fa-printstyle="padding-right:10px;"></i>印刷</button>
0107: 

Font Awesome は、公式サイトからダウンロードして使う方法と、CDN(Content Delivery Network)で利用する方法の2種類がある。ここでは、CDNで使う方法を紹介する。
アイコンの指定方法は、
  1. CSS
  2. Webフォント
  3. SVG
の3種類が選べるが、ここではCSSで使う方法を紹介する。

まず、上のコードのように <link> タグによりCDNから Font Awesome スタイルシートにリンクする。
次に <i> タグのclassを指定することで、目的のアイコンを表示する。
classに指定するのは、スタイルを指定するプレフィックスと、fa-で始まるアイコンの名前である。
プレフィックス
スタイル プレフィックス
Solid fas <i class="fas fa-printer">
Regular far <i class="far fa-printer">
Light fal <i class="fal fa-printer">
Brands fb <i class="fab fa-twitter">

アイコンの検索

Font Awesome
アイコンの名前は https://fontawesome.com/v5.9/icons から検索する。グレーアウトしているアイコンは、有償版でないと使えない。
Font Awesome
たとえば "twitter" で検索すると、いくつかのアイコンがヒットする。
Font Awesome
アイコンをクリックすると、上図の画面に遷移する。赤い矩形で示した部分がアイコンの名前になる。
CSSでアイコンを指定した場合、親オブジェクトのcolor指定がアイコン・カラーに、font-size指定がアイコン・サイズに反映される。

参考サイト

(この項おわり)
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