
ウポポイ(民族共生象徴空間)
2020年(令和2年)7月12日に、アイヌ文化復興等のナショナルセンターである「ウアイヌコロ コタン(民族共生象徴空間)」(愛称:ウポポイ)が開業した。PRキャラクターのトゥレッポんは、オオウバユリの年頃の女の子という設定。
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国立アイヌ民族博物館
敷地内には、日本初・日本最北の先住民族アイヌの歴史と文化を主題とした国立博物館「国立アイヌ民族博物館」(北海道白老郡白老町若草町2丁目3番1号)がある。

国立アイヌ民族博物館
アイヌ民族の誇りが尊重される社会をめざし、多くの人にアイヌの歴史や文化を伝え、アイヌ文化を未来につなげていくために設立された。

国立アイヌ民族博物館
2階の常設基本展示室は、「私たち」というアイヌ民族の視点で、「私たちのことば」「私たちの世界」「私たちの暮らし」「私たちの歴史」「私たちのしごと」「私たちの興隆」の6つのテーマ展示を行っている。

常設基本展示室は、中心から周辺へと自由に展示室を回れるプラザ展示になっている。
中央部に設置したプラザにはアイヌ文化の粋を集めた、芸術品としても高いレベルにある作品を展示しており、それを見るだけでもアイヌ文化の概略とすぐれた芸術性を理解できるようになっている。

常設基本展示室は、中心から周辺へと自由に展示室を回れるプラザ展示になっている。
中央部に設置したプラザにはアイヌ文化の粋を集めた、芸術品としても高いレベルにある作品を展示しており、それを見るだけでもアイヌ文化の概略とすぐれた芸術性を理解できるようになっている。

エムシ

アイヌ文様
儀礼のときには、美しいアイヌ文様の刺繍を施した衣服や様々な装飾品を身につける。衣服の材料は、木や草の繊維や動物の毛皮、魚の皮のほか、交易によって入手した絹糸木綿の布が使われた。アイヌ文様には、魔除けの呪力があると信じられていた。

トンコリ

伝統的コタン

伝統的コタン
ウポポイでは、儀礼への参加や見学、民族衣装を着用して写真撮影もできる。

伝統的コタン
それぞれのコタンには名前があった――シャコタン、コタンベツ、シコタンなどの地名として現代に伝わっている。

ポロト湖
交通アクセス
【鉄道】

- 「JR白老駅」北口から徒歩10分

参考サイト
- 国立アイヌ民族博物館
- 国立アイヌ民族博物館:北海道デジタルミュージアム
- ウポポイ(民族共生象徴空間)
- ウポポイ Upopoy(民族共生象徴空間):Instagram
近隣の情報
- 色とりどりのライトに照らされた幻想的な世界(2023年2月19日)
- SLもお目覚め白老駅北広場(2018年4月21日)
- 寒風に揺れるサケ1200匹 アイヌ伝統の保存食づくり(2016年2月17日)
(この項おわり)