病院外来の3分診療が減少傾向

2009年9月10日 更新
病院受付
外来患者の診察時間が伸びて、いわゆる「3分診療」が減っていることが、厚生労働省が実施した「2008年(平成20年)受療行動調査の概況」で分かった。

待ち時間にはそれほど変化はないものの、診療時間は「3分以上10分未満」が53.4%と、3年前に比べて2.8ポイント向上した。12年前に比べると、約10ポイントも改善している。
その一方で、医師の専門性や治療法など病院を選ぶ際に必要な情報の入手については十分でない状況も浮かび上がった。
調査は3年に一度。今回は2008年(平成20年)10月に全国約500病院に通院したり入院したりしている計約20万人に調査票を配布、約15万人が有効回答した。



2008年受療行動調査の概況」を見ると、外来患者、入院患者の病院に対する総合的な満足度も向上していることも分かる。

参考サイト

(この項おわり)
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