笑いと健康

2009年11月1日 更新

笑医セラピスト養成

笑う
患者の心に寄り添うことができる医師や看護師、技師などを養成しようと、土浦協同病院(茨城県土浦市真鍋新町11-7)では、優しい言葉と自然な笑顔で患者に接する「笑医 (わらい) セラピスト」の養成に取り組んでいるという。
土浦協同病院では、まず医師や看護師ら40人の職員を「笑医セラピスト」として養成。認定された職員が、今後、プロジェクトの中核メンバーとして、病院全体が笑顔に包まれるように、研修で取得したテクニックをほかの職員に伝えていく予定だ。
読売新聞,2009年11月1日

笑って血糖値を下げる

香川県学校薬剤師会が「かがわ国際会議場」(高松市)開いた講演会で、筑波大名誉教授の村上和雄さん(73)が「笑いと健康」をテーマに話した。

村上さんは、遺伝子学の観点から生命の驚異を説き、漫才で笑った後、糖尿病患者の血糖値上昇が抑えられたとする実験論文でも知られる。
漫才コンビ名を勘違いし「B&Bという薬はどこで買えますか」と問い合わせがあったエピソードなど、ユーモアを交えて会場を沸かせた。
毎日新聞,2009年9月23日

よく笑う人はボケない

世界アルツハイマーデーの9月21日、認知症の人と家族の会・島根県支部の主催で松江テルサ(島根県松江市)において記念講演会が開かれ、わらじ医者の早川一光医師(享年94)が、笑いを織り交ぜながら認知症との向き合い方を語った。

早川医師は壇上に上がらず、客席の間を歩きながら語りかける独特のスタイルで、「困っている人にすぐ手をさしのべるおせっかいな人や、よく笑う人はボケない」と持論を展開し、「この話を学会に持ちかけても、相手にされませんでしたけどな」とおどけてみせるなど、軽快な語り口に会場は終始笑いに包まれたという。
読売新聞,2009年9月22日

参考書籍

表紙 老い方練習帳
著者 早川一光
出版社 角川書店
サイズ 新書
発売日 2003年10月
価格 733円(税込)
rakuten
ISBN 9784047041479
100歳長寿2万人突破!いきいき老いるためのヒント京のカリスマ医師の名説法!人間は年を加えれば加えるほど、人間としての質の価値がでてくるものです。老いは衰ではなく、熟であることを証明しようではありませんか。自分の価値を自らつくり出し、保つことが老いをいきいき生き抜く秘訣です。
 
表紙 わらじ医者よろず診療所日誌
著者 早川一光
出版社 かもがわ出版
サイズ 単行本
発売日 2008年04月
価格 1,650円(税込)
rakuten
ISBN 9784780301755
 
表紙 笑う!遺伝子
著者 村上和雄
出版社 一二三書房
サイズ 単行本
発売日 2004年12月
価格 1,571円(税込)
rakuten
ISBN 9784891990190
 

参考サイト

(この項おわり)
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