
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略語で、日本整形外科学会が提唱。骨や関節などの運動器の障害のため、要介護状態になる危険性が高いことを示す概念だ。統計的に、ロコモが原因で要介護になる人が多いという。
ロコモの要因となる病気は3種類――。
- 骨粗鬆症
- 変形性関節症
- 脊柱管狭窄症
産経新聞,2009年11月10日より
ロコチェック:点検ポイントは
これまでの研究成果をもとに自分がロコモかどうか点検する「ロコチェック」という方法がある。
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまずいたり、滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要
- 横断歩道を青信号の間に渡りきれない
- 15分くらい続けて歩けない
ロコトレ:予防トレーニングは
ロコモにならないための運動「ロコトレ」も提唱されている。
骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。
骨の強度が弱まることを防ぐとともに、バランス能力を鍛えて転倒しにくくする開眼片脚立ちと、お尻や太ももの筋肉の訓練であるスクワットの2種類だ。
参考サイト
- ロコモONLINE:日本整形外科学会公式 ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト
(この項おわり)