脳脊髄液減少症

2010年4月8日 更新
脳と脊髄
厚生労働省は、脳脊髄液減少症の患者に対し、診療ガイドラインの整備などを前提に、保険適用を検討する考えを示した。

脳脊髄液減少症は、交通事故などによる頭部・全身への強い衝撃で脳脊髄液が漏れ出し、頭痛やめまいなどのさまざまな症状を引き起こす病気だ。
2007年(平成19年)に厚労科学研究費補助金の交付が決定した「脳脊髄液減少症の診断・治療の確立に関する研究」では、3年以内に診断基準を確立し、診療ガイドラインを作成する目標を掲げている。
キャリアブレイン,@2010/03/04より

参考書籍

表紙 脳脊髄液減少症ガイドライン2007
著者 脳脊髄液減少症研究会
出版社 メディカルレビュー社
サイズ 単行本
発売日 2007年04月11日頃
価格 3,850円(税込)
ISBN 9784779201004
脳脊髄液減少症については未解明の部分が多く、文献も限られており、ガイドラインを作るには大きな制約があったが、不十分さを残しながらもガイドラインを作成し公表して、多くの病院でこの診療を行うなかから、さらによい内容のガイドラインができると考え、現時点でのガイドラインを作成した。
 

参考サイト

(この項おわり)
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