神戸ポートライナー 8000系は完全無人運転

ATOを採用
神戸ポートライナー 8000系
2003年8月29日 写真:パパぱふぅ
8000系は、1981年(昭和56年)2月の神戸ポートアイランド博覧会に合わせて開業した神戸ポートライナーの車両だ。

ATO(自動列車運転装置)を使い、完全な無人運転を実現している。また、車輪にはゴムタイヤを使い、騒音軽減に貢献している。
最高速度60km/h。営業速度は20km/h。
神戸ポートライナー 8000系の大きな写真大きな写真
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2010年(平成22年)現在、ポートライナーの通勤・通学ラッシュが深刻化している。ポートアイランド内に大学や企業進出が相次ぎ、利用客が急増したためだ。
混雑緩和のため、神戸市は本年度、路線バスへの誘導策を計画するという。

ポートアイランドの宅地化が進み、1990年代前半にはポートライナーの利用者は2千万人に迫った。しかし、阪神・淡路大震災で約3カ月間不通となった1995年(平成7年)に853万人まで落ち込み、それ以降は居住者離れなどで低迷が続いた。
利用者が増加に転じたのは2006年(平成18年)だ。神戸空港の開港に続き、4大学が開校し、2008年(平成20年)には再び2000万人を突破した。そして2011年(平成23年)9月20日、運行開始以来5億人を突破した。
ポートライナー 関連
(この項おわり)
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