C58形蒸気機関車は安定した性能を誇る

お召し列車を牽引したことも
C58形蒸気機関車
2014年8月18日 一関文化センター 写真:こぱふぅ
C58形蒸気機関車は、1938年(昭和13年)から1947年にかけて427両が製造された。全国に配備された客貨両用の機関車で、その安定した性能からお召し列車を何度か牽引している。
写真は、一関文化センターに保存されているC58・103号で、1938年(昭和13年)12月に製造され、福島県会津若松をはじめ、宮古、一関、盛岡、八戸などの機関区を転々とした。とくに一関機関区では1950年(昭和25年)から18年にわたり大船渡線で活躍し、経済の発展に貢献した。
1972年(昭和47年)に引退した後に整備され、一関文化センターに永久保存されることになった。
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C58形蒸気機関車
2023年10月8日 只見振興センター 写真:こぱふぅ
C58・244号は、現在、只見振興センターの前に静態展示されている。1940年(昭和15年)11月に製造され、岡山に配属後、1944年(昭和19年)には北海道に渡ったが、半年ほどで一ノ関に移り、以来、東北で活躍した。1972年(昭和47年)に八戸で廃車になるまで、176万kmを走行した。
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C58形蒸気機関車
2023年10月8日 只見振興センター 写真:こぱふぅ
廃車後、仙台鉄道管理局から只見町に無償貸与された。
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C56形 関連
(この項おわり)
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