JR四国 キハ54形は温暖地仕様

国鉄分割民営化を前に登場した気動車

土讃線

土讃線 キハ54形
2013年12月14日 土佐山田駅 写真:こぱふぅ
キハ54形気動車は、国鉄分割民営化を前にした1986年(昭和61年)、経営基盤が弱くなると予測された北海道、四国、九州向けに1986年(昭和61年)から製造が始まった車両だ。
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土讃線 キハ54形
2007年7月30日 高知駅 写真:こぱふぅ
四国向けの温暖地仕様(541~5412)と北海道向けの寒冷地仕様(54501~)の2種類がある。車体は21m級ステンレス製である。
写真の車体には、高知県出身の漫画家やなせたかしさんの代表作「アンパンマン」に登場するバイキンマンが描かれている。
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土讃線 キハ54形
2007年7月29日 阿波池田駅 写真:こぱふぅ
側面窓上下には外板歪みを防ぐビード加工が施されている。
また、JR四国のコーポレートカラーである青色を基調とした塗色となっている。
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土讃線 キハ54形
2013年12月14日 土佐山田駅 写真:こぱふぅ
客用扉は、車体両端に片側2扉を設けている。
運転台を車体の前後に設ける両運転台式で、ワンマン運転が可能となっている。
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予讃線

予讃線 キハ54形
2022年5月28日 西大洲駅付近 写真:こぱふぅ
予讃線 (よさんせん) は、高松駅から宇和島駅にいたる97駅、297.6kmの鉄道路線で、1889年(明治22年)5月に開業し、1945年(昭和20年)6月に全通した。JR四国の路線としては最長。

後方に見えるのは、鎌倉時代末期の1331年(元徳3年)に、守護の宇都宮豊房が築城した大洲城である。
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キハ54 関連
(この項おわり)
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