箱根登山鉄道 モハ1形は開業時に登場

1919年デビュー
箱根登山鉄道 モハ1形
2014年3月26日 大平台駅~宮ノ下駅間 写真:こぱふぅ
モハ1形は、箱根登山鉄道が開業した1919年(大正8年)に7両が製造された。電装品と台車はアメリカ製で、車体は日本車両製造による木造車体だった。

1950年(昭和25年)には車体の鋼体化と複電圧化改造が行われ、1993年(平成5年)に片側の運転台を撤去して2両固定編成化された。2014年(平成26年)現在、2編成が残っている。
箱根登山鉄道 モハ1形の大きな写真大きな写真
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箱根登山鉄道 モハ2形
2014年3月26日 塔ノ沢駅 写真:こぱふぅ
箱根登山鉄道は1919年(大正8年)に開業した。80‰(12.5m進む度に1mの高さを登る)という急勾配を車輪の力だけで登るのは箱根登山鉄道だけだ。
車輪の空転に備え、砂撒きによって粘着係数を増加させるための砂箱を備えている。
箱根登山鉄道 モハ2形の大きな写真大きな写真
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2019年(令和元年)7月19日、103号・107号が営業運転を終了する。
2両のうち107号は、鈴廣蒲鉾本店に譲渡することになった。鈴廣蒲鉾本店は、小田原市内に所在する既存施設をリニューアルし、107号を活用したカフェとする。店内から車両を見ることができるほか、商品の購入者は車内で飲食が可能となるという。
箱根登山鉄道 関連
(この項おわり)
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