大井川鐵道 C11形蒸気機関車は C10形を軽量化

1975年11月に大井川鐵道に編入
大井川鐵道 C11形蒸気機関車
2017年5月4日 川根温泉笹間渡駅~抜里駅間 写真:こぱふぅ
大井川鐵道 C11形は、鉄道省が1932年(昭和7年)に設計したタンク式蒸気機関車である。

1930年(昭和5年)に投入されたC10形は、動軸重量制限の厳しい支線区には投入は難しかった。そこで、1931年(昭和6年)に設計された C54形のノウハウを流用して軽量化を図った。
大井川鐵道 C11形蒸気機関車の大きな写真大きな写真
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大井川鐵道 C11形蒸気機関車
2017年5月4日 川根温泉笹間渡駅~抜里駅間 写真:こぱふぅ
全長12.6メートル、全高3.9メートル、総重量は約66.8トン。動輪直径は1.52メートルで、85km/hの高速運転を可能としている。
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写真の227号機は1942年(昭和17年)9月に竣工し、1975年(昭和50年)11月に大井川鐵道に編入された。1976年(昭和51年)7月に営業運転を開始した。

参考サイト

大井川鐵道 関連
(この項おわり)
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