相鉄20000系は YOKOHAMA NAVYBLUEで車体色を統一

グッドデザイン賞、鉄道友の会ローレル賞受賞
相鉄20000系
2024年2月8日 多摩川駅 写真:パパぱふぅ
20000系電車は、2018年(平成30年)2月11日に営業運転を開始した相模鉄道(相鉄)の通勤形電車である。「デザインブランドアッププロジェクト」のコンセプトを初めて反映した車両で、東急東横線直通用として10両編成で運用している。
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相鉄20000系
2024年2月8日 多摩川駅 写真:パパぱふぅ
デザインブランドアッププロジェクトは、YOKOHAMA NAVYBLUEで車体色を統一し、「横浜らしさのある顔」に車体正面をデザイン、昼と夜で色調の変わる車内照明に、内装をグレートーンで統一を基本方針としたもので、2018年(平成30年)のグッドデザイン賞を、2019年(平成31年)の鉄道友の会ローレル賞を受賞した。

YOKOHAMA NAVYBLUE(YNB)は、横浜の海をイメージした深みのあるネイビーブルーの塗料に、自動車の塗料として用いられるマイカ(雲母)を配合することで輝き感を持たせた。阪急マルーンを念頭に置いたという。
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相鉄20000系
2024年2月8日 自由が丘 写真:パパぱふぅ
車体はA-train規格に準拠しており、アルミニウム合金押出形材を摩擦攪拌接合 (FSW) で接合したダブルスキン構造。車両情報制御装置には、日立が開発した Synaptraを搭載。イーサネットでネットワークを組んでいる。
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主制御器は日立製作所製で、Si-IGBTとSiC-SBDを組合わせたハイブリッドSiCモジュールによる2レベルVVVFインバータだ。保安装置としてATC/ATS/ATO統合形保安装置を搭載し、相鉄線用のATS-Pはもちろん、直通各社の保安装置にも対応している。

車内は灰色を基調に、床や妻面はダークグレーとしてアクセントを持たせている。また荷棚や袖仕切りに無塗装の金属やガラスを多用したほか、天井の中央部を高くすることで開放感を高めている。
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参考サイト

(この項おわり)
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