発言者
井上雅博 (いのうえ・まさひろ) |
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|
ヤフー株式会社代表取締役社長 | ||
2006年10月3日 |
場面
「情報化月間記念講演」(東京・全日空ホテル)にて。
コメント
井上氏はこの講演で、「使って欲しい人の大半が既にインターネットを利用している」と述べ、これからのネットビジネスのポイントとして――「インターネットがマスメディアとして成立」「バーチャルとリアルの融合」「利用者がそこでお金を使うようになる」「ロングテール」を挙げた。

「バーチャルとリアルの融合」では、今まではインターネットで検索する情報はWebサイトの情報などバーチャルな情報だったが、今後は生活圏などのリアルな場所の情報をインターネットで調べる時代になると予測。たとえば、近所の医療機関を調べて予約したり、出前のネット注文など、利用者がそこでお金を使うようになるという。
これは、井上氏の予測というより、ある程度は現実になってきている。

ITの仕事をしていて感じるのだが、Web2.0というのは、インターネットを利用して時間と距離の制約を取っ払う――しかも“無料”で――ツールになりつつある。今まで高価だった地図やOfficeソフトが“無料”になってきている。バーチャルのWeb2.0だけでは商売が成り立たず、リアルとのコラボレーションをせざるを得ない状況になってきている。

「バーチャルとリアルの融合」では、今まではインターネットで検索する情報はWebサイトの情報などバーチャルな情報だったが、今後は生活圏などのリアルな場所の情報をインターネットで調べる時代になると予測。たとえば、近所の医療機関を調べて予約したり、出前のネット注文など、利用者がそこでお金を使うようになるという。
これは、井上氏の予測というより、ある程度は現実になってきている。

ITの仕事をしていて感じるのだが、Web2.0というのは、インターネットを利用して時間と距離の制約を取っ払う――しかも“無料”で――ツールになりつつある。今まで高価だった地図やOfficeソフトが“無料”になってきている。バーチャルのWeb2.0だけでは商売が成り立たず、リアルとのコラボレーションをせざるを得ない状況になってきている。
(この項おわり)