発言者
三浦雄一郎 (みうら・ゆういちろう) |
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プロスキーヤー,冒険家 | ||
2013年5月26日 |
場面
2013年(平成25年)5月23日、プロスキーヤーで冒険家の三浦雄一郎さん(80)がエベレストの最高齢登頂に成功した。26日に無事下山し、パールの首都カトマンズで、記者会見を開いた。
三浦さんは、「私はエベレストに『いらっしゃい』と呼ばれ、3度来た」と述べ、頂上に立った瞬間を振り返り、「人生、諦めなければ夢は実現できる。素晴らしい宝物をもらった」と目を細めた。80歳での記録達成については、「高齢化社会だが、年齢に負けてはいけない。80歳はまだ、人生のスタート」と述べた。讀賣新聞,2013年5月27日
コメント
ありきたりの言葉だが、80歳にして、しかも死と隣り合わせのエベレストから生還した方の言葉として重みを感じる。
発言者による著作物
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私はなぜ80歳でエベレストを目指すのか | ||
著者 | 三浦 雄一郎 | ||
出版社 | 小学館 | ||
サイズ | 新書 | ||
発売日 | 2013年04月03日頃 | ||
価格 | 770円(税込) | ||
ISBN | 9784098251612 | ||
目標があれば、人は何歳からでも変われる 2013年5月、私、三浦雄一郎は70歳、75歳での登頂に続き、80歳にして3回目のエベレストを目指します。しかし、この本を書き始めた2012年の11月は、心臓不整脈手術を終え、階段を10歩登るのも苦労する状態でした。2013年1月には再度、心臓不整脈手術を受けました。それでも私はエベレストを目指します。それは「エベレストが好きだ、登りたい!」という想いと、その目標に向かう自分自身の可能性に対する好奇心からです。「これをやりたい!」という目標があれば、人は変わることができます。実際、初めてエベレスト登頂を決意した60代の頃は、生活習慣病で標高500mの山も登れませんでした。小学生にどんどん追い越される始末です。2度目の登頂の時も、2回の心臓不整脈手術を乗り越えての挑戦でした。目標があれば、人は何歳からでも変われる。老化を遅らせ、人生を生き生きと過ごすことができる。本書はそのことを知っていただく、いわば皆さんを「焚きつける」本です。習い事を始めるなど、まずは身近な目標を立ててみてはいかがでしょうか。「自分にとってのエベレストは何なのか」。本書が、それを考えていただくヒントになれば喜びです。 【編集担当からのおすすめ情報】 三浦さんは70歳、75歳でエベレストに登りましたが、決して超人ではありません。むしろ、生活習慣病、心臓不整脈手術など、大きなハンディを背負い、それを乗り越えて登頂に成功しました。それは、目標を達成したいという強い意志の力でトレーニングを続け、自分を高めてきた結果です。本書では、三浦さんがこれまでの数々の冒険に際して、どう目標を設定し、それに向かってどのように努力を続けてきたのかが余すことなく綴られています。 | |||
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三浦家のDNA | ||
著者 | 三浦雄一郎/三浦敬三 | ||
出版社 | 実業之日本社 | ||
サイズ | 文庫 | ||
発売日 | 2013年05月 | ||
価格 | 586円(税込) | ||
ISBN | 9784408551258 | ||
80歳でエベレスト登頂を目指す、永遠の冒険家・三浦雄一郎。三浦家の挑戦スピリットは、いかにして生まれ、育まれ、受け継がれたのか。幻の名著『大滑降への50年』(三浦敬三、1970年)、『冒険家』(三浦雄一郎、2008年)など、3人の貴重な原稿に、エベレスト出発直前書き下ろしを加え再編集した、文庫オリジナル。三浦家3代の冒険魂を凝縮。 | |||
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人生はいつも「今から」 | ||
著者 | 三浦雄一郎 | ||
出版社 | ロングセラーズ | ||
サイズ | 新書 | ||
発売日 | 2012年07月 | ||
価格 | 995円(税込) | ||
ISBN | 9784845409143 | ||
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歩けば歩くほど人は若返る | ||
著者 | 三浦 雄一郎 | ||
出版社 | 小学館 | ||
サイズ | 単行本 | ||
発売日 | 2012年11月 | ||
価格 | 1,650円(税込) | ||
ISBN | 9784093665469 | ||
肥満、糖尿病を克服した三浦式ウォーキング 世界的プロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏は、世界7大陸最高峰からのスキー滑降など、数々の挑戦を成功させてきました。ところが、60代半ばで“燃え尽き症候群”に陥って暴飲暴食を繰り返し、運動不足も加わって、身長164cmで体重88kg、体脂肪率40%という極度の肥満体に。糖尿病と狭心症まで発症してしまいます。 「このままではいけない」。そこで一念発起した三浦氏は、エベレスト登頂を目標に、独自のアイデアを取り入れた“歩く”健康法を実践します。たとえば、日常的にザックに20kgの荷物を入れて担ぎ、さらに片足4kgのおもりが入った靴で歩くといった、個性的な工夫です。その結果、三浦氏は歩くほどに健康を取り戻し、体重も70kg台にまで落とすことに成功。この努力は報われ、70代でのエベレスト登頂に結実しました。本書は、この“三浦式・歩きの極意”を読者にわかりやすく伝授する一冊です。 【編集担当からのおすすめ情報】 普段の歩き方から、怪我なく安全な山登りの極意までをわかりやすく解説。そして今までほとんど知られていなかった、山や階段を“下る”ことで若返るホルモンが出るという事実を、単に歩くノウハウだけでなく、楽しみながら歩く提案や呼吸法まで、心身に渡る極意を伝授します。面白く読ませながら、読者に「健康のために歩かねば」と訴求する。なぜは人は歩くと健康になるのか? その答えが凝縮された一冊。読むと、誰でも歩きたくなる!! | |||
(この項おわり)