発言者
坪倉正治 (つぼくら・まさはる) |
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|
医師 | ||
2016年2月20日 |
場面
コメント
坪倉正治医師は関西の出身。東日本大震災の当日は東京で診療していたが、阪神・淡路大震災を思い出し、4月10日に南相馬市に入った。
7月には、南相馬市立総合病院にホールボディーカウンター(WBC)が導入された。導入当初からフル稼働で住民の体内に残留する放射性セシウムの量を測定したが、予想以上に低い値だった。

阪神・淡路大震災を経験し、事故当初から現地で診療活動を続けている医師の言葉には重みがある。

そして、坪倉医師は語る――南相馬の精神病院は満床だという。原発の補償金の関係で、「内部被曝量が少ない」と公表されたら迷惑だ、と怒られることもあるという。
住民の命を奪っているのは放射線ではなく、地域コミュニティの崩壊なのだ。これに対応するには、社会全体の問題として取り組んでいかなければならない。
7月には、南相馬市立総合病院にホールボディーカウンター(WBC)が導入された。導入当初からフル稼働で住民の体内に残留する放射性セシウムの量を測定したが、予想以上に低い値だった。

阪神・淡路大震災を経験し、事故当初から現地で診療活動を続けている医師の言葉には重みがある。

そして、坪倉医師は語る――南相馬の精神病院は満床だという。原発の補償金の関係で、「内部被曝量が少ない」と公表されたら迷惑だ、と怒られることもあるという。
住民の命を奪っているのは放射線ではなく、地域コミュニティの崩壊なのだ。これに対応するには、社会全体の問題として取り組んでいかなければならない。
発言者による著作物
参考サイト
- 坪倉正治プロフィール:All About
- 南相馬市立総合病院
- 2015年(平成27年)日弁連人権大会に参加する~坪倉正治氏の言葉:大阪の弁護士大川一夫のブログ
- 坪倉正治医師の講演会:しばた圭子ブログ
(この項おわり)