Employee Assistance Program

従業員支援プログラム

意味

Employee Assistance Program(EAP) = 従業員支援プログラム
従業員支援プログラム

1970年代のアメリカではアルコールや薬物などへの依存が大きな社会問題となっていた。その問題は働き盛りのビジネスマンをも巻き込み、業務成績の低下や退職にまで発展するというような深刻な状況を招いていたのである。この解決策として、アメリカの先進的な企業を中心に導入されたのがEAPである。
米国のEAPは、1979年(昭和54年)に企業内アルコールプログラムとしてスタートした。その後、社会はますます多様化し、個人が抱える問題も様々なものになり、EAPのサービスの内容もそれに合わせて広がり、現在ではアルコール、薬物依存の治療はごく一部となり、うつ、神経症、心身症、家庭問題への対応など領域は多様化している。 最近は企業のリストラや合併にともなう社員の組織的な支援プログラムなどもおおくなってきたようである。

紛らわしい言葉

EAP(PPP Extensible Authentication Protocol)PPPを拡張し、認証方式を備えたプロトコル。RFC 2284として規定されている。
EAP(Early Access Program)開発者の習熟などを目的として行われる、開発中の製品に関する技術情報や製品そのものを顧客企業などに開放する制度。

参考サイト

(この項おわり)
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