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ウェブ進化論 | ||
著者 | 梅田望夫 | ||
出版社 | 筑摩書房 | ||
サイズ | 新書 |
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発売日 | 2006年02月 | ||
価格 | 880円(税込) | ||
ISBN | 9784480062857 |
インターネットの真の意味は、不特定多数無限大の人々とのつながりを特つためのコストがほぼゼロになったということである。(19ページ)
概要

チープ革命、ロングテール、Web2.0‥‥本書に登場するキーワードは、いずれも、すでに取り上げられているものばかりだ。それらを短時間で学ぶ意味では都合のよい参考書ではあるが、期待していたほど深掘りされている内容ではなかった。
著者は最後に、「ウェブ進化を、アナロジーによってではなく丸ごと理解してほしい」(248ページ)と締めくくっている。その通りだと思う。ウェブの世界は、経営会議で理屈をこねていないで、すべてのリスクを背負って取り組んだ者が勝つ世界である。先進国から発展途上国で財が流れるビジネスである。

著者の考え方に賛同できるだけに、取材内容が薄いのが残念でならない。次回作に期待する。

著者の考え方に賛同できるだけに、取材内容が薄いのが残念でならない。次回作に期待する。
(2006年10月3日 読了)
参考サイト
- ウェブ進化論:筑摩書房
(この項おわり)