
種 別 | マルチメディア |
価格 | 無償 |
動作環境 | Windows XP / Vista / 7 / 8 / 10 SSE2をサポートするCPU |
製作者 | KL Software |
公式サイト | http://www.codecguide.com/ |
最新バージョン | 15.9.8(2021年01月13日) |
ダウンロード・パッケージ
K-Lite Codec Pack には、Basic, Standard, Full, Mega の 4 つのパッケージがある。いずれも無償で、下記のような違いがある。私は Mega を利用している。
Basic | AVI, MKV, MP4, FLV, OGM, MPEG, MOV, HDMOV, TS, M2TS, OGGなどが一通り再生可能になる。 |
Standard | Basicに加え、Media Player Classic、再生用のMPEG-2デコーダー、FLAC 、WavPack audioを同梱。 |
Full | Standardに加え、いくつかの音声・動画エンコード(変換)用のコーデック、ロスレスオーディオコーデック、複数のDirectShow filtersを、好みに応じて使い分け可能なツールを同梱。 |
Mega | Fullに加え、さらに多くの音声・動画用のコーデックやフィルタ類を同梱。 |
インストール
ダウンロードした .exe ファイルをダブルクリックすると、自動インストールが始まる。
競合するツールやコーデックがある場合は、アンインストールが促される。
詳しいインストール手順を知りたい方は、「K-Lite Codec Pack のインストール方法」(ぼくんちの TV 別館)を参考にされたい。
競合するツールやコーデックがある場合は、アンインストールが促される。
詳しいインストール手順を知りたい方は、「K-Lite Codec Pack のインストール方法」(ぼくんちの TV 別館)を参考にされたい。
Codec Tweak Tool

K-Lite Codec Pack の設定は、Codec Tweak Tool によって行う。ここから、多くのフィルター、コーデックの設定を行う。
残念ながら、日本語には対応していない。

残念ながら、日本語には対応していない。

DirectShow とは
Codec Tweak Tool を使いこなすには、Windows の DirectShow の仕組みを理解しておこう。

DirectShow は、Windows でマルチメディアを扱うための API群で、DirectX に含まれている。DirectShow を利用することで、ハードウェアの違いを気にすることなく、動画や音声などの再生制御をアプリケーションソフトから手軽に行えるようになる。

DirectShow は、Windows でマルチメディアを扱うための API群で、DirectX に含まれている。DirectShow を利用することで、ハードウェアの違いを気にすることなく、動画や音声などの再生制御をアプリケーションソフトから手軽に行えるようになる。

DirectShow は上図のように、アプリケーションとハードウェアの間に入って、フィルタなど動画の再生に関わる様々な処理を担っている。

Codec Tweak Tool の DirectShow 設定は、32 ビット版(x86)と 64 ビット版(x64)に分かれている。これを選んで、フィルターなどの設定を行うことができる。
ACM(Audio Codec Manager)/VFW(Video for Windows)は、DirectShow より古い世代の音声/動画コーデックである。これらの設定にも対応している。

K-Lite Codec Pack は DirectShow に関わる様々なコーデックをインストールしてくれるので、DirectShow を利用している Windows 10 のアプリ「映画&テレビ」はもちろん、市販のビデオ編集ソフト「Premiere Elements」など、さまざまなアプリケーションで、K-Lite Codec Pack によってサポートされる音声/動画を利用できるようになる。

Codec Tweak Tool の DirectShow 設定は、32 ビット版(x86)と 64 ビット版(x64)に分かれている。これを選んで、フィルターなどの設定を行うことができる。
ACM(Audio Codec Manager)/VFW(Video for Windows)は、DirectShow より古い世代の音声/動画コーデックである。これらの設定にも対応している。

K-Lite Codec Pack は DirectShow に関わる様々なコーデックをインストールしてくれるので、DirectShow を利用している Windows 10 のアプリ「映画&テレビ」はもちろん、市販のビデオ編集ソフト「Premiere Elements」など、さまざまなアプリケーションで、K-Lite Codec Pack によってサポートされる音声/動画を利用できるようになる。
参考サイト
- Codec Guide: K-Lite Codec Pack:KL Software
- K-Lite Codec Pack のインストール方法:ぼくんちの TV 別館
- K-Lite Codec Pack の設定・使い方 1: Codec Tweak Tool の設定:ぼくんちの TV 別館
- K-Lite Codec Pack をサイレントインストールする方法:備忘録
- 超便利!最強なコーデック詰め合わせパック「K-Lite Mega Codec Pack」:PC バリバリ研究所!
(この項おわり)
付属の「Media Player Classic - HC」は、Windows Media Player 6.4 時代のように軽快でありながら、様々な形式のファイルを再生できる。日本語対応なのもありがたい。