Twitter公式クライアント「TweetDeck」

2011年1月 入手
TweetDeck
TweetDeck
TweetDeck は、Twitter、Facebookに対応したSNSクライアントソフトだ。複数カラム、複数アカウントに対応している。
最大の特徴は、さまざまなOS、スマートフォン、GoogleChromeで利用でき、グループやキーワードの設定をオンライン共有できることだ。私はWindowsXP(GoogleChrome)とAndroidで利用している。
本ソフトを開発していた英TweetDeck, Inc.は2011年(平成23年)5月、米Twitterに買収され、デスクトップ向けのTwitter公式クライアントと位置づけられている。

Twitterは、2016年(平成28年)4月にTweetDeckの提供を終了すると発表した。Webアプリに乗り換えるよう勧めている。
種別 ユーティリティ
価格 無料
動作環境 Windows, MacOS X, iPhone, Android, GoogleChrome
製作者 Twitter
公式サイト https://www.tweetdeck.com/
Facebookは利用したことがないので、以下、Twitterにおける機能や使い勝手を述べていくことにする。

画面が大きなPCやMacでは同時に複数のカラムを表示することが可能で(上図)、各々のカラムのタイムラインが流れていく様は壮観である。スマートフォンでは同時に1カラムしか表示されないが(左図)、ページ送りのような感じで別のカラムに移動できる。

カラムの機能は強力で、ユーザーをグループ化したりキーワードを抽出したりしてタイムラインを複線化し、それらをメインのタイムラインと並行してチェックすることもできる。キーワードやユーザーIDを細かく絞り込むこともできる。
また無料のTweetDeck Accountに登録すれば、TweetDeckの設定をオンラインに保存すれば、ほかのマシンのTweetDeckやiPhone版TweetDeckでも同じ設定が利用できる。

メッセージの投稿は、テキストボックスが現れるので、そこにメッセージを入力する。URLは自動短縮される。最近利用したハッシュタグをプルダウンメニューから選択して入力できる機能は便利だ。
tweetPhotoなどと連携した画像投稿にも対応している。

最新バージョン

TwitterがTweetDeckを買収してから最初のバージョンが2011年(平成23年)12月8日、リリースされた。

Adobe AIR 版のプログラムはなくなり、その多くの機能もなくなった。MySpaceのサポートもなくなり、TwitterとFacebookのみの対応となった。代わりに、WindowsとMacそれぞれのネイティブプログラムを作成した。iOSおよびAndroid版はアップグレードされていない。

参考サイト

(この項おわり)
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