『デジタル社会はなぜ生きにくいか』――心構えは6つ

徳田雄洋=著
表紙 デジタル社会はなぜ生きにくいか
著者 徳田雄洋
出版社 岩波書店
サイズ 新書
発売日 2009年05月
価格 770円(税込)
rakuten
ISBN 9784004311850
デジタル機器やサービスを100パーセント信用することはやめよう。(171ページ)

概要

パソコンやスマホの操作が分かりにくい、突然の不具合に見舞われた、詐欺に引っかかった――デジタル社会に生きる困難は確実に深まっている。どうしてこんなことになったのか? 著者は、コンピュータ関連の著作が多い理学博士の徳田雄洋 (たけひろ) さん。

レビュー

徳田さんは、デジタル社会への心構えを6つあげる。
  1. 半分信用し、半分信用しない
  2. 必要な知識や情報を得て、自分を守り、他人の立場を尊重する
  3. 自分ですることの境界線を定める
  4. 利用することと利用しないことの境界線を定める
  5. 危険性を分散し、代替の方法を持つ
  6. 依存しすぎない
私にとっては、デジタル社会はむしろ生きやすい方なのだが、この心構えは参考になった。
(2012年2月6日 読了)

参考サイト

(この項おわり)
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