サンプル・プログラムの実行例
サンプル・プログラム
output4.html | 書式付き出力 |
バージョン | 更新日 | 内容 |
---|---|---|
1.1.0 | 2023/08/14 | 制御構造を見直した |
1.0 | 2021/08/21 | 初版 |
toLocaleStringメソッド
68: //toLocaleString()
69: document.getElementById('output1').innerHTML = 'toLocaleString() : ' + OUTPUT1.toLocaleString();
sprintf関数
16: <!-- 外部ライブラリ -->
17: <script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/sprintf/1.1.2/sprintf.min.js"></script>
たとえば '%d/%02d' は、書式指定しに続く第2引数の値を整数(%d)として出力し、第3引数の値は0埋めの2桁整数(%02d)として出力する。両者の間にあるスラッシュ '/' は、そのまま文字列として出力する。
%04x は16進表示で、0埋め4桁。
%5.2f は小数表示で、全体が5桁、小数部が2桁。
%c は1文字。
%s は文字列。
指定子 | データ型 | 説明 | 使用例 |
---|---|---|---|
%c | 文字型 | 1文字を出力。 | %c |
%s | 文字列型 | 文字列を出力。 | %10s, %-10s |
%d | 整数型 | 10進整数を出力。 | %2d, %04d |
%u | 整数型 | 符号無し10進整数を出力。 | %4u |
%x | 整数型 | 16進整数を出力。 | %04x |
%d | 実数型 | 実数を出力する。 | %5.2%, %.4f |
%e | 実数型 | 実数を指数表示で出力。 | %5.3e |
%g | 実数 | 実数を最適形式で出力。 | %g |
substr関数と文字列の折りたたみ
76: //substr()
77: let str2 = OUTPUT3.substr(0, 20);
78: let str3 = '<span class="expand" onclick="expand()">...</span>';
79: document.getElementById('output3').innerHTML = str2 + str3;
80: }
81: </script>
82: <style>
83: .expand {
84: color: blue;
85: font-weight: bold;
86: }
87: </style>
88: </head>
89:
41: /**
42: * 文字列展開表示
43: * @param なし
44: * @return なし
45: */
46: function expand() {
47: document.getElementById('output3').innerHTML = OUTPUT3;
48: }
これを使って、先頭0文字目から100文字だけを返す。それに続く '...' をクリックすると、expand関数を呼び出し、文字列全体を表示するという流れである。
コラム:有効数字
科学計算向けプログラミング言語 FORTRAN には、出力に使う print文と write文で書式指定ができる。C言語の printf関数は、これを受け継いだものだと思う。'%.4f' のように指定すると、小数第5位で数値を丸めてくれる。
ただ、数値の丸めが、四捨五入なのか五捨五入なのかというところは気になるところだ。
ユーザーが見やすいように、数字をカンマ区切りにするとか、16進数で表記したいときには、専用メソッドや外部ライブタリを使って実現する。