土木遺産「千垣橋梁」と昭和レトロ「有峰口駅」

2017年9月20日 撮影
千垣橋梁
富山地方鉄道立山線の有峰口駅を発車した電車は、世界でも有数の急流河川である常願寺川 (じょうがんじがわ) に架かる長さ117メートルのアーチ橋「千垣橋梁 (ちがききょうりょう) 」を通る。
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1937年(昭和12年)に完成し、2013年(平成25年)には土木学会の選奨土木遺産に認定された。
アーチ橋の上を颯爽と電車が走っていく姿は、わが国の原風景と言えるだろう。
有峰口駅
有峰口駅 (ありみねぐちえき) (富山県富山市小見362)は、富山地方鉄道立山線の駅。
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有峰口駅
駅舎は木造モルタル平屋建てで、待合室部分と事務室部分の屋根の高さが違う非対称な構造をしている。1937年(昭和12年)開業時の姿をとどめる昭和レトロな建物である。

現在は無人駅で、往時の窓口がそのままの姿で残っている。
主な利用者は小見集落の住民。最近10年ほどは、1日平均乗車人員が40人前後である。
トイレもあるが、くみ取り式である。
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有峰口駅
石積みのホームは島式で、不二越・上滝線と合流する岩峅寺駅 (いわくらじえき) と終点・立山駅の間で、唯一列車交換が可能な場所である。

1937年(昭和12年)10月1日に開業した小見駅は、ダム湖である有峰湖への最寄駅であることから観光客誘致のため、1970年(昭和45年)7月に有峰口駅に改称された。
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有峰口駅
駅舎正面は、旧駅名「小見驛」の「見」が外れた状態で残っている。

立山線は、富山県が電源開発と治水を目的に建設する有峰 (ありみね) ダムへの資材搬入のために敷設した鉄道路線である。日中戦争、太平洋戦争のためダム工事は中断され、1960年(昭和35年)にようやく完成した。
有峰ダムを水源とする4つの発電所で最大出力は53万4千kWになり、揚水発電を除くと、奥只見ダムに次いで国内第2位の発電量を誇る。
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目的地:有峰口駅
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(この項おわり)
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