ムーバスはコミュニティバスの先駆け

武蔵野市内に7つの路線け

吉祥寺東循環・北西循環

ムーバス
2001年8月23日 吉祥寺駅 写真:パパぱふぅ
ムーバス(Mubus / MOVE US)は、ぱふぅ家のアッシー(死語)。1995 年(平成 7 年)11 月 26 日に運行開始した全国初のコミュニティバスだ。「コミュニティバス」という概念を全国的に広めたことでも有名。2010 年(平成 22 年)11 月で 15 周年を迎える。
車両はマイクロバスで、100 円で吉祥寺駅まで行けるのが魅力。ただし老人パスや共通バスカードは使えない。
ムーバス20周年記念ヘッドマーク
2015年10月24日 吉祥寺駅 写真:パパぱふぅ
2015 年(平成 27 年)11 月、吉祥寺東循環の運行開始から 20 周年を迎えることを記念し、9 月から 3 月末まで記念ヘッドマークを掲出している。
ムーバス
2001年8月23日 吉祥寺駅 写真:パパぱふぅ
当時の土屋正忠・武蔵野市長のもとに、ある高齢者から交通の不便を訴える手紙がきっかけで、ムーバスは誕生した。
武蔵野市では、バス路線は五日市街道や吉祥寺通りなどの幹線道路にしかなく、幹線道路から離れた地域で車を持たない住民には交通が不便だった。また、吉祥寺駅の違法駐輪を解消することに莫大な予算をかけていた。
ムーバス 境・三鷹循環
2008年5月4日 武蔵野市内 写真:パパぱふぅ
これらの問題を解消すべく、ワンコインのコミュニティバスが構想された。
当時の運輸省は、営業路線の運行資格を持たない地方自治体がバス運行に乗り出すことに難色を示していたが、赤字を市が負担する公共事業であることが決め手になり許可が下りたという。

商店街を通るときに音楽を鳴らしながら走るところから、こぱふぅは「ぴーぴーぽん」と呼んでいる。
ムーバス 吉祥寺東循環
2001年8月23日 吉祥寺駅 写真:パパぱふぅ
吉祥寺駅北口から発着するのは、吉祥寺東循環と北西循環の 2 系統ある。最初に運行を始めたのは東循環の方である。北西循環は 1998 年(平成 10 年)3 月に運行開始した。
いずれも関東バスに委託して運行している。
ムーバス 吉祥寺北西循環
2001年8月23日 吉祥寺駅 写真:パパぱふぅ
営業運転がはじまると、予想以上に乗客が増え、2001 年(平成 13 年)には黒字化を果たした。これには関係者も驚いたという。

東循環や北西循環のプレートはマグネット・プレートだが、付ける位置は適当のようだ。

三鷹駅北西循環

ムーバス 三鷹駅北西循環
2010年3月20日 三鷹駅 写真:こぱふぅ
ムーバス 4 号路線「三鷹駅北西循環」は、2002 年(平成 14 年)3 月 23 日に運行開始した。
ムーバス 三鷹駅北西循環の大きな写真大きな写真
(1600×1200 ピクセル, 930 Kbyte)
ムーバス 三鷹駅北西循環
2005年2月11日 三鷹駅 写真:パパぱふぅ
三鷹駅北口を起点に 24 カ所のバス停を循環する路線で、20 分おきに発車する。運行は関東バスが担当。車体は日野リエッセだ。

境西循環

ムーバス 境西循環
2004年11月27日 武蔵境駅 写真:パパぱふぅ
2004 年(平成 16 年)11 月 27 日、ムーバス 5 号路線「境西循環」が運行開始した。
武蔵境駅北口を起点に 11 カ所のバス停を循環する。
運行は小田急バスが担当。

三鷹・吉祥寺循環

ムーバス 三鷹・吉祥寺循環
2007年3月31日 三鷹駅 写真:こぱふぅ
ムーバス 三鷹・吉祥寺循環
2007年3月31日 三鷹駅 写真:こぱふぅ
2007 年(平成 19 年)3 月 31 日から、ムーバスの新路線「三鷹・吉祥寺循環」と「境・三鷹循環」の運行が始まった。三鷹・吉祥寺循環は 20 分間隔で運転している。
ムーバス 吉祥寺・三鷹循環
2007年3月31日 三鷹駅 写真:こぱふぅ
1 周は約 28 分だが、吉祥寺大通りがものすごく混んでいて、31 日は 1 時間もかかった。
運行は関東バスが担当する。車体は「日野リエッセ」ではなく、「日野ポンチョ」だ。1.5 人掛けシートなどリエッセにあったものがないが、ボディのデザインは変わっていない。傘の貸し出しもある。

境・三鷹循環

ムーバス 境・三鷹循環
2007年3月31日 三鷹駅 写真:こぱふぅ
境・三鷹循環は 30 分間隔で運転している。
ムーバス 境・三鷹循環の大きな写真大きな写真
(1600×1200 ピクセル, 541 Kbyte)
ムーバス 境・三鷹循環
2007年3月31日 三鷹駅 写真:こぱふぅ
吉祥寺・三鷹循環と同じ「日野ポンチョ」の車体を使っている。
運行は小田急バスが担当する。
ムーバス 関連

参考書籍

表紙 ムーバスの思想 武蔵野市の実践
著者 土屋正忠
出版社 東洋経済新報社
サイズ 単行本
発売日 2004年08月19日
価格 1,620円(税込)
rakuten
ISBN 9784492222522
ムーバス、セカンドスクール、0123、生活安全条例…時代が求める政策を次々とヒットさせる武蔵野市そのトップリーダーが実践を語る。
 
1995 年(平成 7 年)、全国初のコミュニティバスである「ムーバス」を誕生させた、土屋正忠・前武蔵野市長の著作だ。
順調に乗客数をのばすムーバスの現状に加え、武蔵野市の様々な改革を報告する。とくに、大人気のムーバス・チョロ Q(我が家でも購入した)の製作裏話は面白かった。
(この項おわり)
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