都電荒川線 8500形は28年ぶりの新型車両

制御装置に初めてVVVFが採用
都電荒川線 8500形
2004年6月5日 荒川車庫 写真:こぱふぅ
都電荒川線 8500形は、1990年(平成2年)にデビュー。都電としては28年ぶりの新型車両である。制御装置に初めてVVVFが採用された。
当初はワンハンドルであったが現在はツーハンドルに変更されている。最高速度40km/h。定員64名。


2006年(平成18年)4月2日のフジテレビ系アニメスペシャル番組「走れ!両津式チンチン電車」の放映に合わせ、3月23日から9月30日まで、こち亀のラッピング電車が走った。
都電荒川線 8500形の大きな写真大きな写真
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路面電車は、一人の運転手で運ぶことができる乗客数が少ないため、経営面で考えると実は効率が悪い。
そんな中、都電荒川線は営業係数(100円の運賃収入を得るために必要な経費)が99.1円(東洋経済、2010年(平成22年)4月3日号)と、なんとか黒字を確保している。
都電荒川線 関連
(この項おわり)
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