高野山ケーブルは最大勾配568.2‰

2両連結260人乗りの大型車
高野山ケーブル
2014年8月13日 高野山駅付近 写真:こぱふぅ
高野山ケーブル(南海鋼索線)は、南海電気鉄道「極楽橋」(標高539m)と「高野山駅」(標高867m)の880mを結ぶ。最大勾配は568.2‰で、高尾山ケーブルカー(608‰)、立山黒部貫光(587‰)に次ぐ急峻な軌道となっている。

開業は1930年(昭和5年)6月29日。
1965年(昭和40年)の高野山1150年(久安6年)記念大法会に備え、2両連結260人乗りケーブルカーという、当時日本最大級の設備を増備した。現在の車両は、当時のものを保守し続けて使用している。
高野山ケーブルの大きな写真大きな写真
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2014年8月13日 動画:パパぱふぅ
極楽橋駅から高野山駅までの所要時間は約5分。10~30分間隔で運行されている。

ケーブルカーを巻き上げるロープは鋼鉄製で、太さ50mm、長さ1,020mという長大なものである。5年に一度交換する。
ロープで巻き上げるため、積雪があっても車輪がスリップして運行できないということはない。

3代目車両の引退

2018年(平成30年)11月25日、1964年(昭和39年)から使われていた3代目車両が引退した。約5700万人の乗客をを運んだという。
高野山ケーブルは26日から運休し、2019年(平成31年)3月から、スイスのメーカーが手がける2両編成の新型車両で運行再開する。運休期間中、代行バスが運行される。
高野山ケーブル 関連
(この項おわり)
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