エアバスA320(ANA) は運航コストの削減を実現

エアバス A320(ANA)
2015年10月3日 能登空港 写真:パパぱふぅ
エアバス A320、1987年(昭和62年)にデビューした近・中距離向けのジェット旅客機である。ANAでは1991年(平成3年)に就航した。
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全長37.6メートル、全幅34.1メートル、全高11.8メートル。巡航速度840km/h。最大離陸重量は67トン。ANA国内線仕様では166席である。

エアバス社は A300 の成功を受け、ボーイング737 規模の航空機の開発に乗り出し、A300をリリースした。

2基あるターボファンエンジンは、CFMインターナショナルとインターナショナル・エアロ・エンジンズから選択が可能で、ANA機はCFMインターナショナルのCFM56を利用している。

従来の操縦システムでは、パイロットが操縦桿やラダーペダルに与えた入力を機械的に油圧式アクチュエーターに伝え、補助翼・昇降舵・方向舵などを動かしていた。A320では、民間旅客機として初めてデジタルフライ・バイ・ワイヤ飛行制御システムを導入し、電気信号によって油圧式アクチュエーターを動かすことが出来る。これにより運航コストの削減を実現し、操縦桿に代わりサイドステックを採用した。
また、航空機関士が不要のコクピットクルー2人制を実現している。
エアバスA320 関連

参考サイト

  • A320:エアバス
(この項おわり)
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