ED72形は正面が「く」の字

北九州地区向けの旅客用機関車
ED72形 電気機関車
2016年3月21日 九州鉄道記念館 写真:こぱふぅ
ED72形電気機関車は、東北地区に導入された ED71 2 をもとにした北九州地区向けの旅客用機関車である。1961年(昭和36年)から22両が製造された。
前面は非貫通型で、正面が「く」の字になった独特の形状をしている。
ED72形 電気機関車の大きな写真大きな写真
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九州地区の列車暖房は蒸気暖房方式のため、ED71形にはない蒸気発生装置(SG)を搭載。これにより全長・重量が増加したため、DD51形と同様の中間台車を導入した。
1970年代半ばになり旅客列車が減少したことを受け、一部車両からSG・燃料タンク・水タンクを撤去する工事が施工された。

参考サイト

(この項おわり)
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