台湾高速鉄道700T型電車は台湾の新幹線

700系をベースにした輸出用新幹線車両
台湾高速鉄道 700T型
2019年9月18日 台中駅 写真:こぱふぅ
台湾高速鉄道 700T型電車は、2007年(平成19年)3月の開業時に導入された車両で、日本初の輸出用新幹線車両として、700系をベースにJR東海、JR西日本が共同開発した。
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台湾高速鉄道 700T型
2019年9月18日 台中駅 写真:こぱふぅ
外観は白をベースに、台湾高鉄公司の企業カラーのオレンジと黒が配されている。
製造は川崎重工業・日本車輌製造・日立製作所が担当し、2015年(平成27年)にかけ、34編成408両が製造された。
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台湾高速鉄道 700T型
2019年9月18日 桃園駅 写真:こぱふぅ
1編成12両で、編成定員は989名。最高速度は300km/h。急勾配に対応するため、主電動機の出力は285kWと700系の275kWより増強している。
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台湾高速鉄道 700T型
車内は東海道新幹線と同じ2+3列の横5列の座席が並び、東海道新幹線にそっくりだ。車内放送は中国語・台湾語・客家語・英語の順で放送される。
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台湾高速鉄道 700T型
台湾高速鉄道は、当初、欧州システムを基準に建設が進められ、分岐器はドイツ製、列車無線はフランス製となった。しかし、韓国ゼネコン・現代建設の手抜き工事が発覚するなど、トラブルが相次ぎ、車両は日本製に変更された。
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丸亀製麺 - 台中駅
台北市の南港駅から高雄市の左営駅までの345kmを、在来特急では4時間かかったところを、最速1時間30分で結ぶ。

台中駅には丸亀製麺がある。
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参考サイト

(この項おわり)
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