目次
- 東海道線(湘南色)
- 東北線(湘南色)
- 総武線(スカ色)
- 内房線(スカ色)
東海道線(湘南色)
113系電車は旧国鉄の車両で、1963年(昭和38年)から1982年までに約2,900両の車両が製造され、東海道線をはじめとして各地で活躍してきた。2006年(平成18年)3月17日に東海道線東京~熱海間から引退した。翌2007年(平成19年)3月17日には、発祥の地である東海区間(熱海~浜松)からも引退した。
写真は、快速アクティー。
写真は、快速アクティー。
快速アクティーは、1985年(昭和60年)3月14日のダイヤ改正から東京駅〜熱海駅間で運転を開始した。当初は、急行形車両を使った無名の快速列車であったが、1989年(平成元年)3月11日のダイヤ改正より、当時平日のみ藤沢・茅ヶ崎・平塚の各駅に停車していたエル特急「踊り子」の停車駅を削減し、通過駅を快速が代替する形で「アクティー」の名称が与えられた。
写真は普通列車。
1950年代末期から東海道本線には「湘南電車」として親しまれた80系・153系が走っていた。ところが、これらの車両は片開きの2ドア構造で、ラッシュ時への対応が不十分であった。そこで、3ドアの近郊形電車111系が導入された。
1950年代末期から東海道本線には「湘南電車」として親しまれた80系・153系が走っていた。ところが、これらの車両は片開きの2ドア構造で、ラッシュ時への対応が不十分であった。そこで、3ドアの近郊形電車111系が導入された。
さらに、1960年代に入り、出力120kwの強力型モーターMT54形を搭載した113系へと移行していく。湘南電車は、オレンジと緑の「湘南色」が特徴である。80系が登場した当時の車両は茶色(チョコレート色)1色の車両が当たり前だったので、国民に衝撃を与えたと言われている。
東北線(湘南色)
しかし実際には、「アメリカのグレート・ノーザン鉄道の車両塗装にヒントを得て、これに近い色合いを採用したものである」ことを80系の開発に携わった国鉄技術者が証言している。また、黄色には「警戒色」の意味合いもあったとされる。
総武線(スカ色)
総武線113系は、クリーム色地に紺色のカラーリングである。
これは、かつては横須賀線で活躍していたもので、「横須賀色(スカ色)」と呼ばれている。
これは、かつては横須賀線で活躍していたもので、「横須賀色(スカ色)」と呼ばれている。
内房線(スカ色)
内房線113系電車は、横須賀色(スカ色)である。
(この項おわり)