東京駅は列車発着本数で日本一

2000年12月10日 撮影
東京駅丸の内口
東京駅(東京都千代田区丸の内1−9−1)は、2000年(平成12年)現在、地上部に在来線ホーム5面10線と新幹線5面10線、地下に在来線4面8線、地下鉄1面2線を有する、首都東京の表玄関ともいうべきターミナル駅だ。総面積は約17万平方メートル(東京ドーム3.6個分)、1日あたりの発着列車本数約4,000本(日本一)、1日あたりの乗降客数約40万人である。
東京駅丸の内口
1889年(明治22年)、国鉄の東海道本線の新橋~神戸間が全線開通した。一方、私鉄の日本鉄道が、上野を始発として青森に向けて線路を建設していた。そこで、新橋と上野を結ぶ高架鉄道の建設が東京市区改正計画によって立案され、1896年(明治29年)の第9回帝国議会でこの新線の途中に中央停車場を建設する事が可決された。
東京駅丸の内口
実際の建設は日清戦争と日露戦争の影響で遅れ、建設工事は戦争終了後の1908年(明治41年)から本格化し1914年(大正3年)12月18日に開業し、「東京駅」と命名された。東京駅の位置は皇居の正面に設定され、皇居前広場からまっすぐ進めば丸の内口の中央貴賓出入口に到達する。
駅本屋は辰野金吾 (たつの きんご) 葛西萬司 (かさい まんじ) が設計した鉄筋レンガ造り3階建て総建坪 9,545平方メートルの豪壮華麗な建築物で、皇居に向いた丸の内側に建設されている。

復原工事

東京駅では、2007年(平成19年)4月から2012年(平成24年)6月までの予定で、1914年(大正3年)の開業当時の姿に戻す復原工事が進んでいる。
そして2012年(平成24年)春、4年ぶりにライトアップが復活する。手がけるのは、京都駅ビルや明治神宮を手がけた照明デザイナーの面出薫 (めんでかおる) 氏。照明器具にはLEDを使用し、工事前に行っていたライトアップより電気代が25%削減できるという。→東京駅丸の内駅舎ライトアップについて【PDF】

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