JR東日本 キハ48形には多彩な車種がある

使用条件によって多彩な車種が製造された

目次

風っこ奥会津

只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2014年8月18日 写真:こぱふぅ
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2012年8月5日 第一日吉踏切(西若松駅の南) 写真:こぱふぅ
風っこ奥会津は、只見線を走る臨時のトロッコ列車で、2000年(平成12年)にデビューした。2両編成で全車指定席となっている。
白熱灯のランプや窓の代わりに昆虫や動物を掘り込んだ彫刻などが、旅の雰囲気をより盛り上げる。
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2012年8月5日 第一日吉踏切(西若松駅の南) 写真:こぱふぅ
使用されているキハ48系は、1977年(昭和52年)から普通列車用に製造された国鉄の気動車である。1982年(昭和57年)までに全国各地の非電化路線に投入された。たいへん頑丈な車体で、現在でもJR各社で活躍している。
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2023年10月8日 只見駅 写真:こぱふぅ
トロッコ列車風に車体側面を大きく開口させ、外気を存分に感じることができるようにしたことから「風っこ」の名が付いた。

外装は、春から夏に掛けての車窓の自然をイメージした緑(若葉)、青(川・湖)、白(雲)、黄(光)をちりばめた爽やかなものである。
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2023年10月8日 会津川口駅 写真:こぱふぅ
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2023年10月8日 会津川口駅 写真:こぱふぅ
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2023年10月8日 会津川口駅 写真:こぱふぅ
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2023年10月8日 写真:こぱふぅ
冬季には、寒気対策のために開口部にガラス戸をはめ込んだり、取り付けられたストーブを焚くことができるようになっている。冬季には風っこストーブ湯けむり号という名前で運行される。
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只見線 臨時快速「風っこ奥会津」 キハ48形
2023年10月8日 写真:こぱふぅ
車内は、難燃木材を使用した木製座席が設けられ、各ボックスにはテーブルが設置されている。天井は骨組みを剥き出しにし、白熱灯を用いてレトロで暖かみのある雰囲気を醸し出している。
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越乃 Syu*Kura

臨時快速「越乃 Shu*Kur」 キハ48形
2016年9月10日 来迎寺~越後岩塚駅間 写真:こぱふぅ
越乃 Syu*Kuraは、JR東日本が、上越妙高駅~十日町駅間で観光列車として運行する臨時快速列車で、2014年(平成26年)5月にデビューした。地酒王国・新潟が誇る「酒」をコンセプトに、車内では厳選した新潟県内の銘酒の利き酒や、地元の食材にこだわったおつまみを用意している。
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臨時快速「越乃 Shu*Kur」 キハ48形
2023年10月7日 長岡駅 写真:こぱふぅ
Shu は日本酒を、Kura は酒蔵を、*(アスタリスク)は雪、米、花を表しており、新潟県が日本酒の醸造が盛んで地酒王国として知られていることにちなみ、日本酒の蔵元が協力し、車内で日本酒を振る舞うことを売り物にしている。キャッチフレーズは「水と大地の贈り物」。
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臨時快速「越乃 Shu*Kur」 キハ48形
2023年10月7日 写真:こぱふぅ
新津運輸区所属のキハ40形・48形気動車の専用3両編成で運行しており、1号車(定員34名)はびゅう旅行商品専用車両、3号車(定員36名)は一般発売用で、ともに全車指定席となっている。車窓の眺望性を高めるため、窓ガラスは大型ものに改造された。
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臨時快速「越乃 Shu*Kur」 キハ48形
2023年10月7日 写真:こぱふぅ
中間車両の2号車には座席はなく、イベントスペースとサービスカウンター「蔵守 - Kuramori -」が設置されている。
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臨時快速「越乃 Shu*Kur」 キハ48形
2023年10月7日 写真:こぱふぅ
3号車は、2+2列の回転リクライニングシートを備えているほか、車両先頭部のフリースペースにはソファーが8席設けられ、展望などを楽しむことができる。
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臨時快速「越乃 Shu*Kur」 キハ48形
2023年10月7日 写真:こぱふぅ
2号車の蔵守 - Kuramori -では、地元の食材を使用したつまみやビール、ソフトドリンク、弁当、土産品などを販売しているほか、利き酒コーナーでは常時5種類の地酒を楽しむことができる。
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臨時快速「越乃 Shu*Kur」 キハ48形
2023年10月7日 写真:こぱふぅ
2号車のイベントスペースの中央部には酒樽をイメージしたスタンディングテーブルが4基、窓際にはカウンターテーブルとバーベンチが設置され、沿線にある酒造会社が酒を持ち寄る蔵元イベントや、生演奏などが実施される。
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東北本線

東北本線 キハ48形
2012年3月27日 小牛田駅 写真:こぱふぅ
キハ40系気動車は、その構造から、キハ40形キハ47形キハ48形に分かれる。キハ47形は、片運転台で両開き2ドアである。
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東北本線 キハ48形
2012年3月27日 八戸駅 写真:こぱふぅ
使用条件によって多彩な車種が作られ、現在は地域ごとにオリジナル塗色を採用している。
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東北本線 キハ48形
2012年3月27日 青森駅 写真:こぱふぅ
車体が重い割に出力が低く、登坂時には時速30キロを下回るような有様であるものの、たいへん頑丈な車体で、さまざまな改造が施され、現在でもJR各社で活躍している。
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五能線

五能線 キハ48形
2018年8月26日 鰺ヶ沢駅 写真:こぱふぅ
五能線は、東能代駅(秋田県)と川部駅(青森県)を結ぶ地方交通線で、147.2km、43駅がある。単線で全線非電化。
1908年(明治41年)、能代駅(現・東能代駅)が開業し、1936年(昭和11年)7月に全通した。
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津軽線

キハ48系 津軽線
2018年8月27日 蟹田駅 写真:こぱふぅ
津軽線を走るキハ48系。クリーム色の地に青色の帯を配したものは五能線色と呼ばれることがある。
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キハ48系 津軽線
2018年8月27日 三厩駅 写真:こぱふぅ
JR津軽線は、青森駅から三厩駅 (みんまやえき) までの55.8km、18駅を結ぶ地方鉄道である。単線で、中小国駅 (なかおぐにえき) まで電化されている。
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キハ48形関連
(この項おわり)
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