JR北海道 731系は気動車と協調運転可能

ロングシートとデッキ廃止で通勤対策

函館本線

函館本線 731系
2017年2月19日 森林公園駅 こぱふぅ
731系は1996年(平成8年)にデビューした。711系の後継車両としてJR北海道に導入された初めての本格的通勤型車両だ。車体は軽量ステンレス製で、ロボットのような独特な先頭形状は、踏切事故から運転士を守るための衝撃吸収構造である。
函館本線 731系の大きな写真大きな写真
(2560×1651 ピクセル, 1792 Kbyte)

室蘭本線

室蘭本線 731系
2012年3月29日 白石駅 こぱふぅ
ラッシュ時の乗り降りを短縮するため、客室は全てロングシートとし、デッキを廃止した。ドア開閉時に生じる車内への外気侵入を防ぐために扉付近のエアーカーテンが設けられていることに加え、遠赤外線暖房が備えられている。
室蘭本線 731系の大きな写真大きな写真
(1920×1458 ピクセル, 1028 Kbyte)
室蘭本線 731系
2004年6月27日 札幌駅
前照灯には視認性が格段に向上するHIDライトを装備。耐雪能力があり、高速列車向けのワイパーも搭載されている。
731系の気動車バージョンであるキハ201系と連結運転することができる。非電化区間の倶知安方面から札幌市内へ直通するため、2017年(平成29年)現在、日本で唯一の電車と気動車による強調運転を行っている。
室蘭本線 731系の大きな写真大きな写真
(1280×988 ピクセル, 408 Kbyte)
731系 関連
(この項おわり)
header