ED76形は、国鉄が1965年(昭和40年)から製造した交流用電気機関車である。もともとは九州向けに開発された車両だが、1968年(昭和43年)には北海道地区の電化開業用として500番台が開発された。
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酷寒地での運用にあたって耐寒・耐雪対策が特に強化されており、列車暖房用に蒸気発生装置を搭載している。

1994年(平成6年)までに、青函トンネル旅客列車増発用の514号を除き、すべて廃車となった。514号も2001年(平成13年)に廃車となっている。

1994年(平成6年)までに、青函トンネル旅客列車増発用の514号を除き、すべて廃車となった。514号も2001年(平成13年)に廃車となっている。
参考情報
電気機関車ED76形509号の展示の公開を始めました。
— 小樽市総合博物館(公式) (@OtaruMuseum) 2024年11月10日
総合博物館本館蒸気機関車資料館の隣の「イベントハウス」の屋根下です。
昨年、有害物質のPCBが発見され、早急な処分を実行するために解体された電気機関車ED76形509号ですが、可能な限り残すことをめざし、前頭部等を保存できました。→ pic.twitter.com/RpVNIwOZui
(この項おわり)