阪急電鉄7000系は最大勢力

210両の車両数を誇る
阪急電鉄 7000系
2021年11月20日 岡本駅付近 写真:こぱふぅ
阪急電鉄7000系電車は、1979年(昭和54年)に登場し、1988年(昭和63年)まで210両を製造し、2004年(平成16年)時点では阪急最大の車両数である。
車体は 6000系を基本にしているが、制御装置には回生ブレーキつきの界磁チョッパが導入され、省エネルギー化が図られた。長期間に渡って増備が続いたため、多くのバリエーションがある。
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阪急電鉄 7000系
2021年11月20日 御影駅付近 写真:こぱふぅ
1998年(平成10年)から、「お客様へのサービス向上」「省エネルギー化」をセールスポイントにして、更新工事が行われた。
客室設備として、区分仕切りのあるシートへの変更や車椅子スペースの設備、側窓ガラスをUVカットガラスに変更した。
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阪急電鉄 7000系
2004年2月24日 阪急梅田駅 写真:こぱふぅ
車内案内情報装置にLCD表示器を採用し、停車駅および乗換え案内などの情報を提供している。側引戸の開閉をLCD表示器とあわせてチャイム音と表示灯で予告することで、バリアフリーに対応した。冷房装置は冷房能力の高いものに置き換え、除湿機能を付加した。
VVVF制御装置および全閉式交流モーターを採用することで、騒音の低減と省エネルギー化を実現した。また、回生優先ブレーキの採用と車内灯をLEDに取り替えることで、消費電力の削減を図っている。
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(この項おわり)
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