阪急電鉄8000系は創立80周年記念

1989年1月1日、営業運転開始
阪急電鉄 8000系
2021年11月20日 御影駅付近 写真:こぱふぅ
阪急電鉄8000系電車は、阪急電鉄の創立80周年を記念して1989年(昭和64年)に営業運転を開始した車両だ。
デビュー30周年を記念し、2019年(平成31年)1月から Classic 8000として運行していた8000Fはリニューアル工事が施され、2021年(令和3年)10月14日から Memorial8000として運行している。
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前面の右下にHマークが取り付けられた。このマークは社内でデザインされた。
最初は「阪急」「Hankyu」という案があったが、阪急百貨店の従業員がつけていた「H」のブローチや、国鉄の「JHR」マークを参考に出来上がったという。1975年(昭和50年)に製造が始まった2200系から取り付けが始まり、8300系まで使用されていた。その後、Hをシンボライズしたコーポレートマークに置き換わった。
今回、リバイバル車両ということでHマークが復活した。
阪急電鉄 8000系
2021年11月20日 岡本駅付近 写真:こぱふぅ
2000系から受け継がれてきた正面形状のデザインを一新し、阪急で初めての額縁タイプの車両となった。運転台両側の妻窓ガラスを屋根部まで拡大し、また中央の妻開戸ガラスも従前より下部に拡大し、前照灯までを含めた大型のステンレス幌枠を取り付けた。
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阪急電鉄 8000系
2021年11月20日 岡本駅付近 写真:こぱふぅ
運転開始当初より、 側面と前面にアイボリーの塗装を施している。また、一部の編成は神戸・宝塚寄りの2両は、座席が転換クロスシートとなった。
制御方式はVVVFインバーターで、東芝製のGTO-VVVFを使用している。
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阪急電鉄 8000系
2004年2月24日 阪急梅田駅 写真:こぱふぅ
車体は、7000系をベースにしたアルミ製で、全長19メートル、全幅2.75メートル、全高4.1メートル。

2019年(平成31年)からリニューアル工事が行われ、補助電源装置を新型に置き換え、方向幕をフルカラーLED化したり、ホームドア対応などが行われた。
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(この項おわり)
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