島原鉄道 キハ2500形はバスのような車両

1994年にデビュー
島原鉄道 キハ2500形
2008年7月29日 諫早駅 写真:こぱふぅ
島原鉄道 キハ2500形気動車は、老朽化したキハ55形、キハ26形、キハ20形の置き換えを目的として、1994年(平成6年)にデビューした。全車ワンマン運転に対応しているバスのような車両である。

車内はセミクロスシート。
側面には「島原の子守唄」のイラストが大きく描かれている。
島原鉄道 キハ2500形の大きな写真大きな写真
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島原の子守歌関連
島原鉄道 キハ2500形
2008年7月29日 諫早駅 写真:ままぱふぅ
島原鉄道は1908年(明治41年)に設立された。
1911年(明治44年)には150 形蒸気機関車(1号機関車)を譲り受け、本諫早~愛野村(現在の愛野)間で営業運転を始めた。
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1号機関車は、保存のため1930年(昭和5年)、鉄道省に戻された。このとき、島原鉄道の創業者である植木元太郎社長は、創業期に功績のあった機関車への感謝の念を込め「惜別感無量」と記した自筆のプレートを側水槽に装着させた。このプレートは現在でも装着されており、鉄道博物館で見ることができる。
島原鉄道関連
(この項おわり)
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