特急「こうや」

2021年12月31日 我孫子前駅付近 写真:こぱふぅ
南海電鉄 特急「こうや」は、1951年(昭和26年)に運行開始した。写真の30000系は3代目として、弘法大師入定1150年(久安6年)遠忌大法会が開催されるのに合わせ、1983年(昭和58年)に4両編成2本が導入された。
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2014年8月13日 極楽橋駅 写真:こぱふぅ
営業最高速度は100km/hで、難波駅から極楽橋駅までを約1時間20分で結ぶ。大阪から高野山は意外に近い。
ただし、橋本駅から先は単線になり、カーブや勾配もきついため、平均速度は約50km/hに落とされる。
ただし、橋本駅から先は単線になり、カーブや勾配もきついため、平均速度は約50km/hに落とされる。

2014年8月13日 難波駅 写真:こぱふぅ
運用されている 30000系は1983年(昭和58年)のデビュー。普通鋼製車体の4両編成だ。カーブが多いため車体長は17メートルになっている。

前面窓は大形曲面ガラスと小形曲面ガラスを組み合わせ、展望をよくしている。

前面窓は大形曲面ガラスと小形曲面ガラスを組み合わせ、展望をよくしている。

2014年8月13日 写真:こぱふぅ
シートピッチは1,000mmあり、ゆったり座れる。
客室の窓のサイズは高さ1,590mm×幅2,150mmと、製造当時は国内最大だった。全面ガラスと合わせて、自然の多い高野線を満喫できる。

以前は社内売店があったが、現在は自販機コーナーになっている。
客室の窓のサイズは高さ1,590mm×幅2,150mmと、製造当時は国内最大だった。全面ガラスと合わせて、自然の多い高野線を満喫できる。

以前は社内売店があったが、現在は自販機コーナーになっている。

2014年8月13日 極楽橋駅 写真:こぱふぅ
台車は住友金属製の抵抗制御で、南海の車両として初めて電機司令式ブレーキを採用した。
高野山開創1200年記念の特別仕様列車
高野山開創1200年(正治2年)を記念した特別仕様列車が、2015年(平成27年)3月1日から運転開始することになった。

特別仕様車は、日本古来の蒔絵をモチーフに、つややかさを表現したうえ、金色の装飾を施す。
基調色は、編成ごとに赤、黒、紫で分け、30000系車両のうち、30001編成を「赤こうや」、30003編成を「紫こうや」、31000系車両の31001編成を「黒こうや」として、それぞれ運転する。外観の絵柄は、高野山の四季がテーマ。4両全体で1枚の絵になるようにする。車内では、座席に特別デザインのヘッドカバーを取り付けるほか、客室通路に、各編成の外観にあわせたデザインを施す。

特別仕様車は、日本古来の蒔絵をモチーフに、つややかさを表現したうえ、金色の装飾を施す。
基調色は、編成ごとに赤、黒、紫で分け、30000系車両のうち、30001編成を「赤こうや」、30003編成を「紫こうや」、31000系車両の31001編成を「黒こうや」として、それぞれ運転する。外観の絵柄は、高野山の四季がテーマ。4両全体で1枚の絵になるようにする。車内では、座席に特別デザインのヘッドカバーを取り付けるほか、客室通路に、各編成の外観にあわせたデザインを施す。
特急「りんかん」

2021年12月31日 天下茶屋駅 写真:こぱふぅ
南海電鉄 特急「りんかん」は、1992年(平成4年)11月、難波駅~橋本駅間での運行が設定された。4両編成と8両編成がある。橋本駅での接続により高野山へのアクセスを担っている。
参考サイト
- 南海電鉄 特急「こうや」:南海電鉄
- 「特急こうや 高野山開創1200年(正治2年)特別仕様」3編成を運行します!:南海電鉄
- 南海電鉄・高野線 「特急・こうや」に乗る:ソニーな、お店が大阪にあった!
- 南海電鉄乗り歩き<その2・高野線>:電車、バス、ふね、ときどき自転車
- 「特急・こうや・を撮影」南海電鉄高野線:poppoのブログ
(この項おわり)