四日市あすなろう鉄道 260系は軽便鉄道規格

鉄道友のローレル賞を受賞
四日市あすなろう鉄道 260系
2022年1月1日 あすなろう四日市駅 写真:こぱふぅ
四日市あすなろう鉄道 260系は、1982年(昭和57年)に、近鉄が内部線・八王子線に導入した電車で、2015年(平成27年)4月に四日市あすなろう鉄道に移管された。
軽便鉄道規格で、軌間は762mmと、狭軌(1435mm)の半分ほどしかない。車体は15メートル級軽量全金属製で、2両編成。車体幅は約3.8メートル。
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四日市あすなろう鉄道 260系
2022年1月1日 あすなろう四日市駅 写真:こぱふぅ
駆動装置は吊り掛け駆動方式で、主電動機は三菱電機製MB-464AR(38kW)を装備し、最高運転速度は45km/h。
四日市あすなろう鉄道に移管後、リニューアル工事と冷房化を実施。2015年(平成27年)9月27日より営業運転を開始。軽便鉄道規格という厳しい制約の中で、鉄道車両として十分な性能を備えていることから、2016年(平成28年)に鉄道友の会ローレル賞を受賞した。
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四日市あすなろう鉄道 260系
2022年1月1日 写真:こぱふぅ
座席は通路を挟んで各1列ずつ一方向固定クロスシートとなっている。
子供や低身長者の利用に配慮して2名分の利用を可能にしたハート形の手すりが取付けられている。客室内の照明は電球色LEDで、LED特有の眩しさを軽減させるためにスリット板を取り付け、車内配色と相まって爽やかな車内空間となっている。
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参考サイト

(この項おわり)
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