東京メトロ5000系電車は、1964年(昭和39年)12月23日の東西線開業(高田馬場~九段下間)に合わせて登場した車両で、1981年(昭和56年)までに10両編成42本(420両)が製造された。中央線への相互直通運転を行うため、営団(現・東京メトロ)としては初の20メートル級4扉車である。
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セミステンレス車体にコルゲート加工(波打ち)を施し、強度とデザインの向上を図り、スカイブルーの識別帯でアクセントをつけている。
東西線開業当初は3両編成だったが、その後7両に増え、現在は10両編成である。全盛期には地下鉄一の車両数を誇っていたが、現在は05系への切り換えが進んでいる。2007年(平成19年)3月に東西線から姿を消した。
アルミ製試作車
試験的にアルミニウム製車体を用いた車両が21両製造されたが、2006年(平成18年)10月現在、アルミ製車両は1編成を残すのみである。2007年(平成19年)3月に東西線から姿を消した。
(この項おわり)